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寺嶋民哉

熊本県は阿蘇の山奥、南小国で生まれる。

 子供の頃、それは彼にとっては夢の日々。近所の寺に名を刻み、川で溺死しそこね、虫をおいかけ肥だめに落ち、蛇をもつかむその手はパキパキのアカギレだった。そんな、今では文部科学省推薦ものの小汚い子供だった彼も、歌の大好きだった両親の影響でたまにレコードを聴くようになる。田舎の家には似つかわしくないその、立派なステレオセットとレコードの山は、やがて少年に一つの生涯にわたっての贈り物をすることになる。その贈り物とは、レコード「ベン・ハー」。彼にとり、その音楽との出会いこそが、後の寺嶋民哉を形作る最初のきっかけになったのである。少年民哉、5才の夏であった。

 学生時代にはブラバンでトランペットを吹き、楽器編成の楽しみを知る。
ロック、ジャズ、フュージョン・・バンド活動での実験的な楽曲の試みはやがて、あの記憶に回帰するかのように数々の作品は生み出され、今日に至る。

 1988年。熊本の巨大野外音楽ステージ“グリーンピア南阿蘇”でのコンペティションで優勝。その作品は雄大な南阿蘇をバックに7つの巨大スピーカーで音やセリフを飛ばしまくるという、当時会場の誰もがそのコンセプトに度肝を抜かれた。この、上京を決めたきっかけとなった作品「イタティスネス・オン・アロス」は今ではレア中のレア作品となった。

 代表作に「半落ち」、スタジオジブリ作品「ゲド戦記」等。2009年8月には、自身の初プロデュースによる映画音楽コンサート「CinemaTrack TRICK TRIP TRAP」を開催、好評を博した。このコンサートをライフワークと位置づけ、今後も開催を予定している。

日本音楽著作権協会会員。JCAA日本作編曲家協会理事。2004年度映画「半落ち」にて日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。熊本市親善大使。

2014年、国内外クリエーター集団「Planet-Terra」を立ち上げる。